ティーン・スピリット / TEEN SPIRIT


映画「ティーンスピリット」USロング予告

エル・ファニングを映しておけば良くも悪くも画になってしまう。

それを利用したエル・ファニング頼みの映画の一つ。エル・ファニングパワープレー系。

エル・ファニング好きは、観たらエル・ファニング観たい欲は満たされるから、観て損はしない。特にエル・ファニングに思い入れのない人は観なくていい。そんな映画。

 

オーディションは大きく、ワイト島編、ロンドン編、パリ編の3つがある。それぞれの編で勝ち抜けるのは一人なので、ライバルの描画に割ける余裕がなくて、主人公以外キャラが薄い。

その主人公も背景をオープニングでさらっとしか紹介しないから動機が深くはわからない。途中で教えてくれることもない。

そもそもオーディションいつ応募したんよ。

 

ワイト島で恋愛どうでもいいって言ってたのにパリで恋に堕落するの、チョロすぎる。

 

時代設定がよくわからない。たぶん、プリペイドで電話して、っていうシーンがあったり、iPodで音楽聴いてたりするシーンがあるからもともとは2000年前半なんやろうけど、無駄にiPhoneでセルフィー撮るシーン入れたせいで、統一感がなくなっている。

 

ワイト島にポーランド人?なんで?と思って少しググったけどわからんかった。歴史的に、ワイト島にポーランド人住み着いたとかあるんやろうか。

 

最後のネックレス外したシーン。あれは偽物やったってことなんかな。キーとなるシーンのわりにわかりづらすぎない?